2013年4月3日水曜日

石仏


室生寺の石仏で有名なのは 

この 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)石仏かもしれません。

江戸時代に作られたようです。



右下の大きな石に軍荼利明王が彫られてます。


        胎蔵界曼荼羅においては、軍荼利明王として、金剛界曼荼羅においては、

        甘露軍荼利菩薩、金剛軍荼利菩薩、蓮華軍荼利菩薩がいる。

        これを三部軍荼利と呼ぶが、軍荼利明王に該当するのは甘露軍荼利菩薩、

        サンスクリットでいうアムリタ・クンダリンである。

        アムリタとは、不死の霊薬のこと、クンダリンは水瓶、あるいは、とぐろを巻いた

        蛇のこと。

        軍荼利明王は、疫病をもたらす毘那夜迦天(インドのガネーシャ)を調伏すると

        密教では解釈されている。



いろいろな石仏






今日の夕方(6時過ぎ)。桜の花はまだ残ってるようです。





1 件のコメント:

  1. へえ~さすが密教系の石仏様は、体育会系?よね~

    お手手が、たくさんあるのは、観音様で言えば、

    千手観音って所ね。

    あら、まだまだ桜、キレイね~

    返信削除