2015年11月2日月曜日

15時頃、雨止みました。

紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)

象牙を紅色に染めた物差し。表裏と側面に撥(は)ね彫りを施し、
緑を塗っている。表側は唐花文と瑞鳥ずいちょうを交互に描き、
裏は雲や蓮華などのほか、正倉院宝物には珍しい飛天を表している。
めでたい文様を集め、理想郷を表現しようとしたとみられる。
 長29.7cm 幅2.3cm 

かわいい飛天さんがいますね。

鳥さんも飛んでます。



        
       象牙(ぞうげ)の表面を赤く染めた後、彫刻を施して図様(ずよう)
白く表す撥鏤(ばちる)技法を用いて作られたものさし。
       表の面には唐花文(からはなもん)と鳥を表した区を交互に配し、
       裏面には山岳、鳥、花、雲、飛天を表す。宝庫には8枚の撥鏤尺
が伝わるが、飛天が表されたものは本品のみで、飛天の顔が
隈取(くまどり)の強い独特な表情を見せる点が興味深い。


1 件のコメント:

  1. 正倉院のものさし、色鮮やかで、素晴らしいわね

    象牙なの!

    あ、それで中には、変形しちゃってる物も有るのね

    また、この文様のデザインも一級品ね

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